この場所で営農する苦労

こんにちは。ひらかた独歩ふぁーむの広報、六車(ムグルマ)です。

 

穂谷のコスモスが次々と咲き始めています。

奥には山。手前には稲穂の垂れた黄金色の田んぼ、横に色とりどりのコスモスを見ながら出勤できるという天国のような環境です(^^)

 

ところが、穂谷の奥の方にある畑では今まさに獣害に悩まされています。

 

写真はミニトマトなのですが、周囲が耕されたように掘り返されています。

ミニトマトの苗の根元までほじくり返した犯人はイノシシ。

 

さらに、サヤインゲンは野ウサギに茎を食べられてしまい、宙に浮いた状態になったサヤインゲンは枯れてしまいました。

 

今後、出荷できる作物が減るばかりか、掘り返された場所をもとに戻す作業やさらなる対策には時間と労力、お金も必要になってしまいます。

 

かと言って、「獣害対策にお金も時間もかかるので、ここのミニトマトは2倍の値段で売ります。」なんてわけにはいかないですよね。

 

私は半年前まで農家の苦労なんてことはつゆ知らず、まさか枚方市内でイノシシに悩まされている農家があるなんてことも全く知りませんでした。

 

ここで働くようになり、「農業って本当に大変だな」と思うことの連続・・・

悔しいこともたくさんあります。

 

そんな農家の苦労を発信することも広報のできることかな、と思い書いています。

 

以前「守りたい場所」の記事に書きましたが、この場所は代表大島の想いの詰まったこれからも守っていきたい大切な場所です。

 

「ひらかた独歩ふぁーむ」のことを広く知ってもらい、お野菜がたくさんの方に愛されるようにしていくことがこの場所を守ることにつながっていくと思っています。

農業の知識まだまだほぼゼロ!!の広報の私にできること、絶賛考え中です(笑)